業界の常識は変えられる!アイデア重視の会社

業界の常識は変えられる!アイデア重視の会社 代表取締役 藤澤 学

社名セドナエンタープライズ

事業内容エステティックサロン

URLhttp://datsumo-labo.jp/

Q1:会社について教えて下さい

弊社は『脱毛ラボ』という脱毛サロンの運営をしております。創業から5年6ヶ月が経ち、現在では日本国内ではグループ全体で80店舗程度、国外では、香港とシンガポールとタイに出店しております。

脱毛業界は競合が多く、広告費が高騰しておりますため「コストパフォーマンス」を最重視しております。その前提として、私自身を含め、その他役員も、あまり会社から多額の給料をもらうべきでないと考えておりますし、あまりお金への執着心を持たないよう努めております。かといって、利益はできるだけ社員に還元しないと会社は活気付きません。社員への投資は惜しまないよう心がけております。また、美容商材に関しましても、他社よりも高品質でないと勝ち残れないものと考えておりますので、独自開発の美容商材への投資も惜しむことはできません。それ以外の部分でコスト削減を考えなくてはならず、日夜頭を悩ませております(苦笑)。

 

Q2:起業に至った経緯を教えてください

もともと私はテレビ業界におりました。某局のADからスタートし、その後は放送作家を生業にしておりました。仕事は連日徹夜、朝までコースが当たり前という環境でしたので、何の取柄も無い私でしたが、おかげさまで、労働量と行動量だけに関しては自信が持てるようになりました。また、テレビ番組の平均寿命は1年ですので「1年後には仕事がなくなるかもしれない」という危機感を常に持つことができ、仕事への執着心が強くなりました。ただ、放送作家の世界には鈴木おさむさんのような天才が何十人といる恐ろしい世界でしたので、テレビ業界で一番を目指すことを、どこかで諦めていた自分がいました。そんな中、別業界で独立したほうがよいのではないかという考えが生まれたんです。

 

 「定額制のサービス」を始めようと思った契機は、私が以前通っていたスポーツクラブです。フィットネス業界では、当然のように定額制サービスが浸透しておりましたが、当時のエステ業界にはその定額制サービスがないという事に気付き「月額制全身脱毛サービス」を始めました。当時は定額制サービスを提供している競合企業がなかったため、大きなチャンスを感じました。

当時を振り返ると、当時の私は男性ゆえに脱毛の知識はもちろん、業界や競合に関しても、本当に知らないことだらけでした。しかし、知らなかったからこそ、突き進む事ができたのではないかと思います。

 

Q3:仕事の醍醐味や大変さを教えてください。

自分が考えた企画をすぐに実行できることが醍醐味ですね。前職のテレビ業界では、100個の企画書を書いても、1つも企画が通らないことが多々ありました。しかし、現在は、私自身が意思決定する立場なので、企画考案から実行までを単独で進めることも許されます。

また、「チャレンジ精神」を応援する社風があるため、年齢経験問わず、新しくて面白ければすべて採用します。企画や夢を実現させたいという人には、楽しんでもらえる社風と思います。

私がいたテレビ業界では、末端のADから放送作家もプロデューサーも全員が番組の成功を願っていて、番組がうまくいくと全員で手を取り合って喜ぶんです。全員が一体となって番組制作に熱狂するのです。弊社でもこのような熱狂を創出できる環境を目指しております。

 

Q4:今後の展開を教えてください。

2015年にモーニング娘。OGの方々を起用し「脱毛娘。」という企画プロモーションを行いました。創業当初から5年以上温めていた企画でしたので、これを実現できた時は、心から感動いたしました。私は、この脱毛業界を通じて、自分の夢を叶えさせていただいた立場なので、恩返しの意味をこめて、誰かの夢を叶えられる側になりたいと強く想っております。そんな想いもあって、脱毛の会員様をファッションコレクションのランウェイにゲスト出演させる「美人客のショータイム」というイベントや、社員スタッフのミスコン「ミスオブミス・エステティシャンコンテスト」というイベントも、命を賭けて大真面目に取り組んでおります。昨年は社員のサプライズ結婚式も行いました。半年間かけて仕掛けたサプライズで社員が涙を流してくれたときは、脱毛娘。の企画を実現させた時と同じくらい、心が震えました。

また、私はテレビ業界の出身ですので、店舗を「ステージ」。スタッフ一人一人は「女優」、そして私はその女優を輝かせる「舞台演出家」だと思っております。だからこそ様々な女優達にスポットライトを当てられるよう、才能を発掘し、開花させるためのキッカケを与える作業には命賭けです。今後は、才能を発揮するためのステージ(店舗)も、番組チャンネル(新規事業)に関しても増やしていきたいと考えております。大手IT企業(C社)は、新卒社員に子会社の社長を命じるんです、それくらい奇抜で勢いのある抜本的な人事は若い人の目から見ても魅力的ですし、そういった風潮や文化を創るのが理想です。特に弊社は、若い女性社員が多いので、20代前半の女性の目線で、夢を持てるような会社にしなくてはならないという使命感を持っております。

若い人は「経験が無いこと」「常識がないこと」が弱みであると同時に「常識に囚われず猪突猛進」できる強みを持っているので「成長させてやろう」という気持よりも「成長の邪魔をしない環境を作ろう」という気持が強くあります。

ある一定の期間、組織や業界に居続け常識に染まることで、イノベーションが起きにくい環境になってしまうことも、しばしば見受けられますので、持つべきものは、常識ではなく、「時代の変化とともに目まぐるしく変わる消費者目線」であると伝えております。

 

Q5:影響を受けた本を教えてください。

大真面目に答えると影響を受けた本は、ビジネス本、タレント本を含め、数百冊あります。ただ、少し砕けた話で、幼少の頃に受けた影響として最も大きかったのは、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉の存在です。彼の生命力と決断力に憧れております。彼は、英語が話せないにも関わらず「YES」「NO」の二語だけで、外国人と渡り合いビジネスを成功させてしまうんです。そして最後は、調子に乗って失敗する・・・人間は「大胆」な行動をしないと成功しないという教訓と、調子にのってはいけないという教訓を教えてくれた偉大な人物です。また、40年近く連載が続くのは、時代の変化とともに変わる読者心理に合わせてマイナーチェンジしつつも、両さんのキャラクターが全くぶれていないからではないかと分析しております。時代に合わせて少しずつ変化でき、かといって、軸がぶれない人間こそ、この厳しい競争社会の中で生き残れる唯一無二の存在になれるのではないかと、想っております。

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